自分が今使っているパソコンが、IPv6アドレスが割当たっているのかは、
コマンドプロンプトから、ipconfigと入力することで確認ができる。
【実行例】
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C:\Users>ipconfig
Windows IP 構成
イーサネット アダプター ローカル エリア接続 2:
接続固有の DNS サフィックス . . . :
リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80::24cb:5efb:fa4b:9529%13
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.20.91
サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.0.0
デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.20.254
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上記の例のリンクローカルIPv6アドレスは、
ローカルの通信で使えるIPv6アドレスで、自動的に生成される。
fe80で始まるアドレスとなる。
同一のLAN上であれば、このIPv6アドレスを使って通信可能だ。
例えば、ルータのアドレスが fe80::2a0:deff:fe7d:5c72 だとして、
パソコンから、
telnet fe80::2a0:deff:fe7d:5c72
みたいな感じで、接続できる。無論、ルータがヤマハルータのように
telnetで通信可能な必要はある。
ブラウザで設定画面を開くなら、
http://[fe80::2a0:deff:fe7d:5c72]/
とすれば、ログイン名と、パスワードが要求されるだろう。
ただ、このリンクローカルアドレスでは、ルータを超えて通信はできない。
ルータを超えて通信するためには、グローバルユニキャストアドレスが
割当たっている必要がある。
そのIPv6グローバルユニキャストアドレス がどう割当たるかは、
次回以降の記事で紹介していこうと思う。
それでは、また!
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