ヤマハルーターのコマンドを使いこなそう

今どきのルーターは、大抵ブラウザでアクセスして設定できる。

ヤマハルーターも、ブラウザでログインして設定できるが、

telnetで接続、もしくはコンソールケーブルでつないで

ターミナル(Teratermなど)でコマンドラインでも設定が可能だ。

Web画面での設定は、例えば、プロバイダの接続IDと接続パスワードなど

設定値をウィザードなどに沿って入力すると設定でき、

あまりコンピュータ関連に詳しくない人でも比較的簡単に設定が可能だ。

Web画面での設定は、裏でユーザの代わりに自動で

コマンドを入力してくれているだけで、結局のところ

コマンドで入力された設定がヤマハルータで利用されている。

Webでの設定では、ユーザがポイントとなる設定値を少し入力するだけで、

いろいろ気を利かせて自動で必要と思われる設定コマンドを裏で実行してくれる。

例えばプロバイダの接続設定をウィザードにしたがって進めると、

途中でIPSecを利用するかなどのチェック項目があり、

そこにチェックを入れると、IPSec VPN利用に必要なフィルタ設定やらNAT設定

を自動でやってくれる。

また、なにか設定を削除すると、それと関連すると思われる設定行を

自動で削除してしまう。

自動で削除してしまうものには、意図しないものもあったりするので、

要注意だ。

やはりコマンドでの設定をある程度できるようになったり、

また、show configで表示される設定情報をある程度理解できるようになると

かなり上級者ぽくなれる。

多くの人達にとって、ルータの設定をコマンドでしている様子は、

プロフェッショナルぽくみえるのだ。

Web画面での設定は、少しパソコンができる人なら、自分でもできそうだなと

思うだろうが、コマンドでの設定は、ほとんどの人は、自分には難しいと感じる。

対お客さんと接するとき、自分がとても出来そうもないことができる人

と思われるのと、自分でもできるんじゃないかと思われるのでは雲泥の差がある。

慣れてしまえば、コマンドラインでの設定は

そこまで難しくない。ヤマハサイトには、設定例がたくさん掲載されて

いるので、マネすれば良い。

ぜひ、ヤマハルータのコマンドでの設定にチャレンジしてみてほしい。

それでは、また!

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