この記事では、パソコンをルーター化する方法をご紹介します。
パソコンをルーター化できることで、インターネット環境のない施設でも Wi-Fiを利用してネットを使えるようにしたり、 ネットワーク機器をパソコン経由でインターネットにつなげることができます。
応用することで、ルーター化したパソコンを経由して、 電話を契約している事務所の電話番号を利用することも可能です。
今回の検証環境ですが、 Windows10のパソコンに、SIMカードの入ったトングルを接続し、 そのトングルでインターネットへ接続します。
トングルの具体的な製品名はピクセラのPIX-MT100です。
このWindows10をルーター化し、LANポートに Wi-Fiルーターをアクセスポイントモードで接続します。
Wi-FiルーターはAterm WG300HPとう少し古めの装置を使っています。
そして、タブレットAmazon FireHDをAtermをWi-Fi接続し、 パソコンを経由してネットを利用できるようになることを動作検証します。
Windows10で実施する設定は、以下2つです。
実際の実機での設定と動作は以下の動画で確認できます。
パソコンのルーター化を応用すると、 以下のような構成も可能になります。
ルーター化したパソコンにVoIP機能を持ったヤマハルーター 例えばNVR500を接続。事務所のヤマハルーターにVPNで接続します。 事務所のNTTホームゲートウェイのIP端末として NVR500を登録することで、NVR500に接続した 電話機を事務所の電話として発着信できるようになります。
VPN経由でのひかり電話の利用については、下記の記事が参考になります。
ルーター化したパソコン経由でひかり電話が利用可能というデモンストレーションも上記の動画にて見てもらうことができます。
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