ヤマハルーター コマンドを使わないトラブルシューティングの限界

トラブル事例

今から10年くらい前に、私がヤマハルーターをさわり始めたころ、
あるお客さん先で、拠点間VPNの設定がうまくいかないというトラブルが発生しました。

当時の私は、ヤマハルーターをさわり始めたばかりだったため、
WebGUIからの設定もおぼつかいような状態で、拠点間VPNがうまくいかない原因を調べることが出来ませんでした。

そのため、うまくいかないから、とりあえず初期化してやり直してみるという超原始的な方法で、解決を試みました。

運よく、たまたまそれでうまくいき事なきを得ましたが、
なんで上手くいかなかったのか、なぜうまくいったのかがわからないのは気持ちが悪いものです。

今なら、コマンドを使って、状態を確認したり、詳しいログが出力できるように変更して、ログを調査したり、ヤマハルーターのサイトに掲載されている設定例と、コマンドレベルで比較して、差異を探ったりできますが、
当時は、そんなことは出来ず、当てずっぽうと言えるような対応をしていました。お恥ずかしい限りです。。。(^_^;)

その当時から、比べて、ヤマハルーターのトラブルシューティング技術が、格段にレベルアップしたのは、コマンドを学んだからだと思います。
ヤマハルーターのWebGUIでの設定は、簡単で便利です。
でも、何をやっているのかよくわからずに上手くいってしまいます。

そのため、トラブルが起きると、なにをどう調べて良いのかわからないらないのです。

ヤマハルーターを扱うネットワークエンジニアの方は、ぜひ、
コマンドをマスターしましょう。別にすべて暗記する必要はありません。
少しずつ慣れていけば良いと思います。
食わず嫌いになっているだけで、そこまで難しいものではありません。

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